このシンポジウムは延期になりました。(2月27日)
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会場が同じ校舎の524教室に変更になりました。(2月14日)
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3月21日(土)午後に公開シンポジウムがあります。
何とも大げさなタイトルと思う方も多いでしょうが、けっこう本気でやろうとしています。なぜこんなことを考えたのかはそのときにお話ししますが、入試改革や公文書の取り扱いで今炙り出されるようになっている問題は、日本の近代化の制度設計にあったある種の偏差がもたらしたものというのが基本的な問題意識です。今後継続して行う共同研究の出発点にあたります。
今回、日本の出版の事情にお詳しい上智大学の柴野京子さんと日本の政治思想史がご専門で公文書の問題にお詳しい筑波大学中野目徹さんのお二人にも登壇いただき、皆で議論をしたいと思います。
近代日本の知識資源システム
―図書館,出版,アーカイブの観点から―
- 開催趣旨 幕末期から明治期に時代が移ってゆく中で、政府によって、またそれ以外のルートの影響も受け、日本における知識、それを用いるためのメディア(知識資源)、そしてそれを蓄積、流通させるためのしくみ(知識資源システム)のありようは大きく変わっていった。本シンポジウムでは、(1)明治期になって知識資源システムがどのように変容していき、(2)それが現代に対してどのような影響を与えたのかについて、アーカイブ、出版、そして図書館という3つの分野を中心に見て行く。それぞれの分野のエキスパートとして、アーカイブ:中野目徹、出版:柴野京子、図書館:根本彰の3氏を招き、それぞれの分野について発表をいただき、その後パネルディスカッションを行う。
- 日時:2020年3月21日(土)14時〜17時(開場13時30分)
- 場所:慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎524教室 https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html (キャンパスマップの5番の建物)
- 参加:無料。ウェブから事前にお申込みください。https://forms.gle/7TtVPitG1K5yV8SQ9
- 主催:知識資源システム研究会
- 後援:日本図書館協会,三田図書館・情報学会
- プログラム
- 最終講義:根本 彰(慶應義塾大学文学部教授)
「図書館情報学の新たな射程:知識資源システムの提案」 - 報告1:柴野京子(上智大学文学部准教授)
- 報告2:中野目徹(筑波大学人文社会系教授)
<休憩>
- ディスカッション
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