日本図書館情報学会春季研究集会( 5月31日,実践女子大学渋谷キャンパス)で発表したものの予稿集『2025年度日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』が公開されています。
根本彰「ビアウア・ヤアラン(Birger Hjørland)の認識論と図書館情報学方法論—知識組織論の可能性」『2025年度日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集』2025年5月31日(土)実践女子大学渋谷キャンパス, 日本図書館情報学会。(ISSN:2188-5982)p.41-44.
https://jslis.jp/wp-content/uploads/2025/06/202505-spring-conference-papers.pdf
このときに使用したパワーポイントのファイルも公開しています。
https://drive.google.com/file/d/1M6hfpeCRWTQb9k2-FVEPUfx1ruM6wyUd/view?usp=drive_link
この発表ですが,ヤアランの研究の全体像をカバーしようとやや欲張って示したので,消化不良の聴衆の方もいっらしゃったかもしれません。用意したnoteを公開することにします。(小さければ拡大可能です。)
なお,彼の著書の原タイトルInformation Seeking and Subject Representation:をこの発表では『情報探索と主題表現』としていましたが,最終的に訳書ではrepresentationを表象とし『情報探索と主題表象』としました。representationは厳密には「再現前」と訳すこともある概念で,表象とすることで主題の現れ方の多面性を強調することにしたものです。